今日は事故でお父様をなくされたGさんより頂きました。ありがとうございます。
お父様の心からの優しさ、お母様には必ず届いています。残されたご家族の方、みなさん幸せになってください。
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父は、母が一人っ子で家族を一緒に守っていかなくてはならないことをわかって、結婚しました。
優しい父です。
兄が生まれて間もないころに祖父がバイクの事故にあって亡くなってしまいました。
その後は、祖母と一緒に暮らすようになりました。
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お墓は、祖父のために祖母が建てました。家は父が購入しましたが、祖母の部屋も用意して、生活費はすべて父が払っていました。
お墓の世話は、祖母が元気なころは祖母と母がしていました。
しかし、入退院を繰り返すようになってからは、父がお墓の世話もするようになりました。
養子ではなかったのですが、自分の親よりも母の親のほうを大切にしてくれていました。父の実家には、父の兄夫婦が一緒の暮らしていたから安心していたようです。
お墓の名義は、母の旧姓でした。
お墓参りの時にお墓の名前を見て、将来は無縁仏になるかもしれないと心配する母に、父は言いました。お父さんはお母さんと一緒にこのお墓に入れてくれ、と言って心配する母に優しく声をかけていました。
でも、まだまだ先のことだと思っていたのですが、父が病気をして半年ほどで亡くなってしまいました。
葬儀が終わって、お墓をどうするか考えることになりました。
墓石は、父の名字ではないので、母はそのまま入れたくないと言いました。
お寺の住職にも相談をして、墓石の名義を変えることにしました。
先日、新しく変わったお墓に、家族そろって納骨に行きました。
父の話していた通りです。安らかに眠ってほしいです。